[ SURFACE / BACK ]
裏溶接・裏波溶接の溶接記号
Back weld / Back run / JIS Z 3021:2016
記号の意味
開先溶接の裏側に行う溶接、または裏側まで完全に溶け込ませて裏面にビード(裏波)を出すことを表す。半円形の記号を、開先記号と反対側の基準線に付けて示す。
書き方と注意点
- 開先記号(V形など)と組み合わせ、基準線を挟んで反対側に半円を描く。
- 片側からの溶接だけで裏面まで完全溶込みを得る施工(裏波溶接)の指示に使われ、配管溶接などで要求されることが多い。
よくある質問
Q. 裏波溶接はなぜ重視されるか。
A. 配管や圧力容器では裏側から溶接をやり直せないことが多く、片側施工で裏面まで健全に溶け込んでいること(裏波の形成)が継手強度と気密性の裏付けになるためである。溶接技能者資格の試験種目にも裏波を要求するものがある。